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導入ガイド

契約書のひな形がない会社のためのテンプレート作成入門

作成: AI監修: 金井泰樹 2026年1月13日

契約書のひな形がない会社のためのテンプレート作成入門

「うちの会社には契約書のひな形がない」「毎回、取引先の契約書にサインするだけ」——中小企業や個人事業主の中には、自社の契約書テンプレートを持っていない方が多くいます。

本記事では、自社の契約書テンプレートを作るメリットと、作成のためのステップを解説します。

自社テンプレートがないことのデメリット

相手の契約書が有利になりがち

取引先が用意した契約書は、当然ながら取引先に有利な内容になっていることが多いです。自社のテンプレートがないと、相手の契約書にサインするしかなく、不利な条件を受け入れることになりがちです。

交渉の主導権を握れない

契約書を用意する側が、交渉の主導権を握りやすくなります。自社テンプレートがあれば、「うちの契約書をベースにしませんか」と提案でき、交渉を有利に進められます。

毎回ゼロから検討が必要

取引先が変わるたびに異なる契約書を読み込む必要があり、時間がかかります。自社テンプレートがあれば、「いつもの契約書」として効率的に対応できます。

契約管理がバラバラになる

取引先ごとに違う形式の契約書だと、管理が煩雑になります。自社テンプレートで統一すれば、契約内容の確認や更新も楽になります。

テンプレート作成のメリット

自社に有利な条件を盛り込める

自分で作成するテンプレートなら、自社にとって重要な条項を盛り込めます。支払条件、責任範囲、解約条件など、自社を守る内容を入れられます。

契約締結のスピードアップ

テンプレートがあれば、新規取引のたびにゼロから契約書を作る必要がありません。必要事項を埋めるだけで、すぐに契約書を用意できます。

品質の統一

テンプレートを使うことで、契約書の品質が統一されます。毎回同じ形式・同じ条項を使うため、漏れやミスが減ります。

電子契約との相性が良い

電子契約サービスにテンプレートを登録しておけば、契約締結がさらに効率化されます。

テンプレート作成のステップ

ステップ1:既存の契約書を集める

これまでに締結した契約書を集めましょう。取引先から受け取った契約書、過去に使った契約書など、手元にあるものをすべて確認します。

ステップ2:よく使う契約の種類を特定

自社でよく使う契約の種類を特定します。例えば:

  • 業務委託契約書
  • 秘密保持契約書(NDA)
  • 売買契約書
  • 取引基本契約書
  • サービス利用契約書

使用頻度の高いものから優先的にテンプレートを作成しましょう。

ステップ3:必須項目をリストアップ

その契約に必要な項目をリストアップします。

基本項目:

  • 契約当事者(会社名、住所、代表者名)
  • 契約の目的・内容
  • 報酬・代金
  • 支払条件
  • 納期・契約期間
  • 契約日

一般条項(ほとんどの契約に入れる):

  • 秘密保持
  • 知的財産権の帰属
  • 損害賠償
  • 契約解除
  • 反社会的勢力の排除
  • 管轄裁判所

ステップ4:ひな形を参考にドラフト作成

インターネットで公開されているひな形を参考に、自社用のドラフトを作成します。業界団体や行政機関が公開しているひな形は、信頼性が高いです。

参考になるひな形の入手先:

  • 経済産業省のモデル契約書
  • 中小企業庁の契約書ひな形
  • 業界団体のガイドライン
  • 電子契約サービスのテンプレート集

ステップ5:自社の状況に合わせてカスタマイズ

ひな形をそのまま使うのではなく、自社の状況に合わせてカスタマイズします。

カスタマイズのポイント:

  • 業種特有の条項を追加
  • 過去のトラブル経験を反映
  • 自社が守りたい権利を明確化
  • 不要な条項を削除してシンプルに

ステップ6:専門家にレビューしてもらう(推奨)

可能であれば、弁護士や行政書士にテンプレートをレビューしてもらいましょう。法的に問題がないか、抜け漏れがないか、専門家の目でチェックしてもらうと安心です。

費用を抑えたい場合は、最も使用頻度の高いテンプレート1〜2種類だけでもレビューを依頼すると良いでしょう。

ステップ7:電子契約サービスに登録

完成したテンプレートを電子契約サービスに登録します。入力が必要な項目(金額、日付、取引先名など)を変数として設定しておくと、利用時に効率的です。

テンプレート作成のコツ

シンプルさを保つ

あれもこれもと条項を詰め込みすぎると、読みにくく、相手に抵抗感を与えます。必要最小限の条項に絞り、シンプルに保ちましょう。

読みやすさを意識

法律用語ばかりの契約書は、読む気をなくします。できるだけ平易な言葉で書き、見出しを付けて読みやすくしましょう。

定期的に見直す

一度作ったテンプレートも、定期的に見直しましょう。法改正への対応、過去のトラブル経験の反映、業務内容の変化など、更新が必要な場合があります。

バージョン管理をする

テンプレートを更新したら、バージョン番号を付けて管理しましょう。「業務委託契約書_v1.0」「業務委託契約書_v1.1」のように管理すると、混乱を防げます。

まとめ

自社の契約書テンプレートを持つことは、取引の主導権を握り、業務を効率化するために重要です。ひな形を参考にしながら、自社の状況に合わせたテンプレートを作成しましょう。

完璧を目指す必要はありません。まずは使用頻度の高い契約から1種類作ってみて、実際に使いながら改善していけば良いのです。電子契約サービスと組み合わせることで、契約業務が格段に効率化されます。

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作成

AI

監修

金井泰樹

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