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業界動向

整体院・接骨院・クリニックの同意書を電子化するメリット

作成: AI監修: 金井泰樹 2026年1月13日

整体院・接骨院・クリニックの同意書を電子化するメリット

整体院、接骨院、整骨院、鍼灸院、小規模クリニック——施術や治療を提供する事業では、患者・利用者からの同意書取得が欠かせません。施術同意書、問診票、個人情報同意書など、紙で管理していると保管場所に困り、必要なときに探すのも大変です。

本記事では、施術同意書の電子化のメリットと、導入時の注意点を解説します。

施術系事業で必要な同意書・書類

1. 施術同意書

施術内容の説明、予想されるリスク、禁忌事項などを記載し、患者の同意を得る書類です。万が一のトラブル時に、「事前に説明を受け、同意した」ことを証明する重要な書類です。

2. 問診票

既往歴、現在の症状、アレルギー、服用中の薬など、施術に必要な情報を収集する書類です。施術同意書と一体で管理することが多いです。

3. 個人情報同意書

患者の個人情報(氏名、住所、健康情報など)の利用目的、第三者提供の有無などを説明し、同意を得る書類です。個人情報保護法への対応として必要です。

4. 回数券・コース契約書

複数回の施術をまとめて購入する回数券や、継続コースの契約書です。料金、有効期限、キャンセルポリシー、返金条件などを記載します。

5. 業務委託契約書(施術者との契約)

外部の施術者と業務委託契約を結んでいる場合の契約書です。雇用ではなく業務委託の場合、契約内容を明確にしておく必要があります。

同意書を電子化するメリット

受付業務の効率化

紙の同意書は、記入してもらい、内容を確認し、ファイリングするという手順が必要です。電子化すれば、タブレットで入力してもらうだけで完了。受付時間を短縮でき、施術時間を確保できます。

事前記入の活用

予約確定時に同意書のリンクをメールで送信し、来院前に記入してもらう運用が可能です。初診時の待ち時間を大幅に短縮でき、患者満足度の向上にもつながります。

過去の記録がすぐ見つかる

リピート来院時に、「前回の問診票を確認したい」というケースは多いです。電子化していれば、患者名で検索するだけで過去の記録がすぐに見つかります。紙のファイルをめくる必要がありません。

保管スペースの削減

同意書や問診票を長期間保管する必要がある場合、紙では保管スペースが膨大になります。電子化すれば、クラウド上に保管されるため、物理的なスペースは不要です。

万が一のトラブル時の証拠

施術後にトラブルが発生した場合、「事前に説明し、同意を得た」ことを証明する必要があります。電子化された同意書は、署名日時が記録され、改ざんができないため、証拠としての信頼性が高くなります。

電子化の方法

方法1:タブレットでの対面署名

受付にタブレット端末を設置し、来院時にその場で同意書に記入・署名してもらう方法です。紙と同じ感覚で運用でき、導入のハードルが低いです。

メリット

対面で説明しながら署名してもらえる、その場で完結する、高齢の患者さんでも対応しやすいといった点が挙げられます。

注意点

タブレット端末の購入・管理が必要です。また、混雑時にはタブレットが足りなくなることがあるため、複数台用意するか、事前記入との併用を検討しましょう。

方法2:事前送信でオンライン署名

予約確定時に、同意書のリンクをメールやLINEで送信し、来院前に記入・署名してもらう方法です。

メリット

来院時の待ち時間がゼロになる、患者が自宅でゆっくり確認できる、受付業務が大幅に軽減されるといった利点があります。

注意点

メールアドレスまたはLINEの連絡先が必要です。デジタルに不慣れな患者には、対面署名との併用が必要です。

方法3:予約システムとの連携

オンライン予約システムと電子同意書を連携させ、予約完了と同時に同意書を送信する方法です。業務の自動化が進み、最も効率的な運用が可能です。

導入時の注意点

医療機関特有の規制

病院やクリニック(医療機関)の場合、診療録(カルテ)の電子保存には厚生労働省のガイドラインに従う必要があります。同意書がカルテの一部として扱われる場合は、医療情報システムの安全管理に関するガイドラインを確認しましょう。

なお、整体院、リラクゼーションサロンなど、医療機関に該当しない施設では、上記の規制は適用されません。

高齢者への配慮

患者の年齢層によっては、電子機器の操作に不慣れな方も多いです。タブレットでの署名方法を丁寧に説明する、必要に応じて紙の同意書も用意しておくなど、柔軟な対応が求められます。

同意書の内容は専門家に相談

施術同意書の文言は、法的なリスクを考慮して作成する必要があります。特に、免責事項の範囲やリスク説明の程度については、弁護士や業界団体に相談することをお勧めします。電子化する際に、内容の見直しも合わせて行いましょう。

保管期間の設定

同意書の保管期間を決めておきましょう。医療機関のカルテは5年間の保存義務がありますが、施術同意書についても一定期間の保管が推奨されます。電子契約サービスでは、保管期間を設定できるものもあります。

回数券・コース契約の電子化

特定商取引法への注意

一定期間・一定金額以上の継続的なサービス(例:エステの回数券コース)は、特定商取引法の「特定継続的役務提供」に該当する場合があります。この場合、書面交付義務やクーリングオフの規定が適用されます。電子交付には消費者の承諾が必要です。

返金・解約条件の明記

回数券やコース契約では、途中解約時の返金条件を明確に記載しましょう。電子契約であれば、契約時点の条件が記録として残るため、後からのトラブルを防ぎやすくなります。

まとめ

整体院・接骨院・クリニックにおける同意書の電子化は、受付業務の効率化、患者の待ち時間短縮、保管スペースの削減など、多くのメリットがあります。タブレットでの対面署名と、事前送信によるオンライン署名を組み合わせることで、幅広い患者層に対応できます。

医療機関に該当する場合は法規制に注意しつつ、まずは一般的な施術同意書から電子化を始めてみてはいかがでしょうか。患者にとっても、スムーズな手続きは好印象につながります。

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作成

AI

監修

金井泰樹

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